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営業の人はストレスが高く、人事部門、健康管理部門の人はストレスが低かった
職場内での部門別のストレスは、下記の通りでした。(ストレスの高い順)
| 部門別ストレス | スコア |
1 | 広告/宣伝部門 | 52.9 |
2 | 購買/調達部門 | 51.8 |
3 | 営業/販売部門 | 51.7 |
4 | 情報システム部門 | 51.7 |
5 | 広報部門 | 51.5 |
6 | お客様サービス/コールセンター部門 | 51.5 |
7 | 企画/開発部門 | 51.1 |
8 | 生産/製造部門 | 51.0 |
9 | 経理/財務部門 | 50.8 |
10 | 品質管理部門 | 50.8 |
11 | 法務部門 | 50.6 |
12 | 経営部門 | 50.6 |
13 | その他の部門 | 50.6 |
14 | 調査/研究部門 | 50.4 |
15 | 総務部門 | 49.3 |
16 | 健康管理部門 | 48.7 |
17 | 人事/労務部門 | 47.9 |
(*男女年代別構成比による調整後。スコアは全体平均を50としたときの偏差値)
ストレスの高い部門のトップは、広告・宣伝部門でした。
第2位は、購買/調達部門。第3位は、営業/販売部門でした。
総じて、外部の人と接して、交渉をする部門は、ストレスが高い傾向があるようです。
一方、どちらかというと内部的な部門は、ストレスが低くなっていました。人事/労務部門、健康管理部門、総務部門などは、ストレスが低い傾向がありました。
当社では、仕事柄、人事部門の方と接する機会が多いのですが、話を聞くと、人事担当の多くの方が「ストレスの高い仕事だ」とおっしゃいます。しかし、比較をしてみると、他の部門よりはストレスが低い傾向が見られました。
人事部門、健康管理部門の方は、メンタルヘルス関連の知識や情報を豊富に持っているため、ストレスに対する意識が高く、ケアができているのかもしれません。いざというときに、どこに相談すれば良いかという、リソースについての情報も持っています。
人事部門、健康管理部門の方は、ストレスはかなり生じていると思われますが、ストレスを悪化させないスキルやリソースを持っている方が多いのではないかと推測しています。
*Data Weighting
ストレスは、性別・年代によって有意な差があります。詳しくは、
こちら。
「若い女性」が多い集団では、平均ストレスは高くなり、「中高年の男性」が多い集団では、平均ストレスは低くなる傾向があります。
部門別のチェック者構成比は、上記のようになっていました。
集団の人口構成比によるバイアスを減らすため、男女差、年代差が出ないように標準化したデータ(Zスコア、偏差値)を用いています。