無関心に育てられた人の苦しみは解りやすいですが、過干渉に育てられた人間の苦しみって理解されないですね。甘えだって言われて切って捨てられる気がします。

　１から１００まで個人としての選択を無視されて、全くＹＥＳと思わない選択を強要されて、その末思いもしなかった結果と何も出来ない自分だけが取り残されて。

　せめて新しく作り上げようとする自分すらも否定されて「お前の選択だろう」と都合の悪いことは全て押し付けられてまったく自分は責任ありませんと開き直られる、この苦しみ。

　死にたい、と思うのは甘えですかね。

　だって親も親戚も教師でさえ「大人は正しいんだ」「子供だからわからない」「だまって大人の言うとおりにしろ」「だからお前は身勝手なんだ」「周りのことさえ考えない」って言われてきて大人の強いたレール、「そんなに嫌なら聞かなきゃいい」「黙ってきいたのはお前の選択だろ」って投げられるくらいなら、はじめから思った人生生きさせてくれても良くないですか？

　結局自分の人生だって責任だけのしかかって、みんな見て見ぬ振りして逃げるんですよ。

　死にたいとおもうことさえ悪いことで、私は周りのためを思って死ぬことさえ否定されるのかな、なんて思ったら、なんで私は生きてるんだろうっておもうじゃないですか。みんな私で人形遊びしてるだけだった、なんていまさら取り返しが付かなくなって、飽きちゃったら捨てられちゃった私の人生、どうなるんでしょうね。

　ずるいですよ。
　私、何のために生きてるのかぜんぜん解らない。