■
兄に身体を触られたことがトラウマになっています
よくぞここまで生きてこれたなと自分でも思います。
学校で、1番トラウマになったのが、図書室から帰ってきて、教室に入ったら、女子が「(私の名前)ってうざいよね。」と話しているところに出くわしてしまったこと。それで、小4ごろから自殺願望ができて、抜毛症になってしまいました。自分は皆に嫌われてるんだと気づき、自分のことが本当に嫌いになりました。
私が小5の時、4歳上の中3の兄がいました。親は二階で寝て、私たち二人は下で寝ていたのですが、ある日、兄がよなかの二時くらいに「起きてる?」と聞いてきました。私は起きていたのですが、もう寝そうだったので、返事をしなかったら、突然兄が私の布団の中に入ってきて、私の服の中に手を入れてきて、自慰しました。そして、小5でバカな私は何をしているのかわからず、怖くて、寝るふりをしていました。
こんなことが何回かあった後、勇気を出して、親に行ったのですが、親は兄に「そんなことしてないよね?」と聞き、私に「勘違いじゃないの?寝ぼけてたんじゃない?」といい、信じませんでした。
もう今は兄は大学に行っていて、もうされないですが、これは二年ほど続きました。
あの時、止めさせなかったのは自分だから、とずっと自分を責めていました。四年以上たち、ある程度は立ち直ったつもりですが、うつ病と抜毛症はひどくなる一方です。
自分が弱い人間だからなんだといって、自己嫌悪に陥りました。あの事を思い出すとほんとに怖いです。自分の体を他人に触られることが本当に怖いです。あの無力感と自己嫌悪が本当に嫌です。あのせいで、何夜泣いたか分かりません。
でももう、誰にも言う気にはなれません。兄は頭がよく、医学部に入り、私は何も長所がありません。自分の命がいくら大切だといっても、兄は何白人もの命を救える可能性があるんです。
この事実は一生胸の中で抱えて生きなければならないのでしょうか。