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祖母が余命宣告されました
先月、私の祖母が主治医から癌宣告をされ、余命3ヶ月と伝えられました。
元来祖母は社交家で明るく、交友関係の広い人でした。その一方で弁がたつため、私や母には時に強い剣幕でまくし立ててくる時もあったり、暴言も吐いてきたらして、時には互いに言い合いをする時もありました。
しかし、ここ数年は高齢に伴って昔のような覇気はなくなり、ほとんどを家で過ごしています(それでも友人達が遊びに来てくれていますが、本人は煙たがっている)。
大きな手術も2回行いました。癌が転移しており、医師も“年齢を考慮しても手術は厳しい。家族との思い出を作って、1日を大切に過ごして欲しい”と言われたそうです。
日に日に衰える祖母を見ると、悲しくなってしまいます。子供達である母や叔父、特に叔父は若い頃散々祖母に迷惑を掛けた償いもあるのか、やたらと祖母を労り、そして私達にきつく“おばあちゃんを優しくしろ!”と言ってきます。
でも、叔父は調子が良いので都合の良い時だけ出て来て、私達に指摘をして祖母を労り、あとの面倒くさい事は母や私任せです。祖母も叔父が怖いのか、最近は叔父に優しく接しています。
祖母の死も怖い。でもそれと同時に叔父の圧力もあって、気持ちが滅入ってしまいます。もっといえば、祖母の死によって母や叔父の精神的な部分が弱って行く所を見たくない。