私は３人きょうだいの真ん中でしかも次女です。幼い頃から両親は姉と弟を可愛がります。

　小学四年生の時、名前の由来について両親に聞いてくるという宿題がありました。私の名前には「留」という漢字が入っています。父は男の子が欲しかった。女を「留」める。
　そして２年後弟が生まれました。

　その時気付いたんです。私はいらない子だったんだ。もし先に弟が生まれていたら私は生まれてすらこなかったんだと。

　愛されてる友達が憎く、イジメてしまったこともあります。自傷行為を繰り返しても気付いてないふり、迷惑をかけられたくないし、私と関わりたくないんでしょうね。

　気付いて欲しくて髪を染めたり、派手なメイクをしたり、学校の先生に反抗したりしました。人の顔色ばかりうかがって過ごすのはもう限界でした。

　それでも両親は「なんであんたは姉みたいに可愛くないし、いい子じゃないの？」と。

　私は悪い子になりたいわけでもないんです。本当はみんなから愛されて、周りの人を笑顔にさせる子になりたいんです。ただ私の寂しさに気付いて欲しんです。