<幹部講習 ミニ解説>
ハラスメント対策は、幹部の方の理解を得ることがカギを握っています。幹部の方には、組織管理の観点からお伝えしています。幹部の方々から「わかりやすい」と言っていただいているのは、下記の図です。
パワハラ的な怖い上司には、部下は情報を伝えにくくなります。「うまくいきました」という良い情報は伝えられますが、「問題が起こりました」「ミスをしました」といった悪い情報(言い換えるなら、リスク情報)は、怖くて言えなくなるかもしれません。
組織は、階層構造になっていますから、中間にパワハラ的な上司がいると、その上司に情報が伝わらないだけでなく、それより上の幹部やトップにも情報が伝わらず、組織内の情報の流れが滞ってしまいます。
幹部の方々は、情報が上がってこない中で、経営判断をしなければならなくなるかもしれません。
組織づくりや経営判断において重要なウェイトを占める「コミュニケーション」の観点から、パワハラ防止について、お伝えしています。