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自分にとって何が幸せかわからなくなってしまいました
金銭的にはそれ程には恵まれていたわけではありませんが、愛すべき両親や兄弟姉妹に囲まれて育ってきました。
大学受験に失敗し1浪の末、第2志望の大学に進学したものの、それはそれで楽しく充実した4年間でした。就職の時は、第1志望の職に就くことができず、2番目にやりたい職に就きました。そこからなにをやっても、第1希望がだめで第2希望…という人生が始まったような気がします。
いつもいつも2番手なんです。なにも、絶対1番になりたいというわけではないのですが、負け癖がついてしまったのでしょうか。
第1志望大学への失敗や第1志望職種に就けなかったことが今更になって悔やまれ、何をやっても長続きせず、転職を3回もしてしまいました。
結局、いろいろ考えた挙句、第1志望大学よりももっと世間で言うところの所謂「いい大学」に入りなおしてコンプレックスを払拭しようと考え、国内で偏差値がトップの国立大学大学院を受験し合格しました。父母も私自身も大喜びしたのですが…。
でも、その大学には、私が求めているものは何もなく、テレビドラマの「白い巨塔」のような環境の中で、院生同士の研究競争や教授の言動にびくびくしながら鬱病的になり、今年の夏くらいから何もやる気が起こらない日々を送っています。
自分にとって幸せとはなにかを自問自答するだけで、何も答えが出ない空虚な日々を送っています。